モノを売る

happier2007-11-09

最近どこのお店もモノが売れない、と嘆くお話をよく聞きますが、実際のところどうなのでしょう?
確かに土日はともかくとして、平日だと郊外の大きな店舗でも人影がまばらだったり。
先日は某駅前の大型スーパーに何年かぶりで入ってみましたが、上の階に行くほど
こりゃー撤退したくもなるかもなー、という寂しさっぷりに驚きました。


ただ単にモノがたくさんあればいいわけではないんですよね。
生活必需品なんかは価格が重要な購入決定要素ですが、それ以外のものについては?
先日友人が「どれだけ、あ素敵だな、と思えるかが自分には重要」と言ってましたが、
ステキだな手に入れたいな、とどれだけお客様に思わせることが出来るか。
モノそのものの魅力はもちろん、売る人の人間性や魅力、という要因も影響するのでしょうし、売る空間の演出も重要だし。
カラーコンサルタントの高坂美紀さんという方が「売れる色・売れるデザイン」という本を出してます。
そのなかで、「どんな色の、どんな柄の、どんな形の、どんなシルエットの、どんな質感の、どんなディスプレイをしたものがよく売れたのか。逆に売れなかった色は、配色の特徴は」
という情報をきちんと整理してマーケティングに生かせているのは(彼女のその時点で知るところ)ユニクロだけだと書いておられます。
ただの安売り店ではないんです、と。NY・ロンドンまで出店出来る会社は確かに何かがあるんでしょうね。
販売、という仕事も奥深いんだな〜。まだまだ勉強すべき事がたくさんあって途方に暮れてしまいます。


朝から少ない脳で考えたので一休み。
写真はハピアで増殖を続けるセダムを分割してミズゴケに植えてみた、の図。